顎ニキビについてのあれこれ。大人の顎ニキビの原因は?

思春期ニキビ
大人ニキビ

って聞いたことありますか?

主に年齢によってニキビは上記二つに分けられ、

思春期ニキビ:額にできやすい
大人ニキビ:顎まわりに出来る

ことが多く、治りづらく色素沈着を起こしやすいんだとか!

そういえば最近、顎のニキビが治りづらいな…なんて感じている人、少なくないのでは?

今回はそんな顎ニキビに関するお話です。

顎ニキビの原因や治療法、そして予防法までばっちりお教えしますね。

 

憎い顎ニキビの正体!

顎ニキビは大人ニキビの代表格。

思春期を過ぎてやっと肌が落ち着いてきたかと思ったころに出来はじめ、

今まで肌トラブルのなかった人でも突然できることがあり、大人女子を悩ませる憎いやつです。

そんな顎ニキビの詳しい正体を、順を追って説明していきます!

 

ニキビができる原因

まず、顎ニキビにかかわらず、ニキビができる原因やそのプロセスを確認していきましょう!

通常、ニキビは下記の4段階を経て成長し、やがて消えていきます。

全てのニキビが第4段階まで進むわけではありませんが、参考までに。

 

第1段階:ニキビの出来はじめ

男性ホルモンや、皮脂が分解されるときに出来る物質の影響で角層に異常が発生。

その結果、毛穴の出口が狭くなる。

 

第2段階;白ニキビの発生

毛穴の出口が狭くなった結果、皮脂が毛穴の中にたまってアクネ菌が繁殖する。

 

第3段階:炎症が起こる

アクネ菌の繁殖により毛穴の中が炎症を起こし、赤く腫れあがる。

毛穴内や周辺に白血球が集まり、アクネ菌を攻撃し始める。

 

第4段階:ニキビ跡になる

白血球の攻撃が間に合わなくて炎症が進むと、毛穴の壁が壊れて炎症が大きくなることも。

このように大きくなった炎症は最終的に凹んでクレーターのような跡が残る場合もあり。

ニキビの原因は、

皮脂分泌の乱れ
毛穴の角化異常

その他にも様々な因子が複雑に絡み合っていますが、根本的な要因はアクネ菌だといえるでしょう。

しかし、このアクネ菌自体はニキビが全くない人でも必ず持っている常在菌で、むしろ善玉菌だと言われています。

「ニキビ治療=アクネ菌の殺菌」だと思われがちですが、実際はそう単純ではないということです。

 

顎ニキビの原因は?

顎はあまり汗をかきませんが、意外にも皮脂腺が多く、

毛穴が詰まったり
乾燥しやすい

部位でもあります。

よって、顎ニキビは、

乾燥肌
オイリー肌

問わずあらゆる肌質の人にできやすいのです。

その主な原因は、

ストレス
不規則な生活

であると言われています。

特に睡眠による影響は大きく、転職など環境の変化によるストレスと併せて重症化するパターンも少なくないとか。

生理前にひどくなることも多く、根本の原因はホルモンバランスの乱れによるものだと考えられます。

 

顎ニキビを治療しよう!

毛先や手が触れる機会も多いため、顎ニキビは

治りにくい
しかも跡が残りやすい

顎ニキビを見つけたら、すぐに治すべく対策を講じなければなりません!

 

自分の力で治す!

自力で治すには、

睡眠
スキンケア
日頃の生活習慣

の3つがあります。

 

睡眠

自分の力で治すなら、まず一番に気を付けなければならないのは睡眠時間です。

顎ニキビはホルモンバランスの乱れが大きな原因。

毎日6時間以上の睡眠をしっかりとり、肌の免疫力をしっかり高めて炎症を抑えましょう!

また、肌を修復する成長ホルモンが分泌されるのは寝ている間ですし、

皮脂を分泌する男性ホルモンは起きている間に分泌されます。

しっかり睡眠をとることはお肌の修復効率を高めるだけではなく、新たなニキビの発生も防いでくれるのです。

さらに、しっかりと睡眠をとって生活にメリハリをつければ自律神経の乱れも正されます。

それはつまり、ホルモンバランスも整うということ。

高額な化粧品や薬よりも、一番効果があるのは「睡眠」なのです!

 

スキンケア

とはいえ、もちろんスキンケアの見直しも重要。

ニキビの根本的な原因はアクネ菌。

しかし、アクネ菌を完全に殺菌することはなかなかできません。

でれば、アクネ菌の餌となる皮脂をしっかり抑えることが重要。

そう聞いて、「洗顔をがっつりやって、何もつけなければいいのか!」と思った人、それは間違いです。

皮脂と肌のうるおいは別問題。

洗顔をしっかり行うのはいいですが、あまり刺激の強い洗顔はお肌のうるおいを奪ってしまいます。

皮脂をしっかり落とすなら、シンプルな固形石鹸などがおすすめ。

そして油分を控えた保湿美容液などでお肌にうるおいを届けてあげましょう。

油分の多いクリームなどは避けるのがベストです。

 

日頃の生活習慣に気を付ける。

また、ニキビの炎症には活性酸素が大きく関与していると言われています。

活性酸素自体は本来人間にとって欠かせないものですが、

過剰な発生を抑えるには生活習慣の見直しが有効。

喫煙習慣
アルコール

の過剰摂取を控え、ビタミンACE(エース)と呼ばれるビタミンA、B、Cを積極的に食事でとるようにしましょう!

以上に気を付ければ、

炎症の悪化を防ぎつつ
新たなニキビの発生も防ぐ

ことができます。

地道に続けることで、顎ニキビの治療にも繋がるでしょう。

 

市販薬を使う!

自力で顎ニキビを直すのには少し時間がかかりますが、

なるべく早く手軽に治したい!という人は、市販薬を試してみるのも選択の一つです。

市販薬を選ぶにあたって、まず以下の二つの選択肢があるでしょう。

・ニキビ治療薬を使う
・ホルモンバランスを安定させる漢方などを使う

顎ニキビの治療であればどちらもある程度有効ですが、

漢方は効果が表れるのにある程度の期間を要するため、今回はニキビ治療薬を使うパターンについてお話します。

ドラッグストアなどに行くと、ニキビ治療薬の種類の多さに驚くかもしれません。

どれが自分に合うのか、そうそう簡単にはわかりませんよね。

主流は塗り薬。

その中でも、

ステロイド系
非ステロイド系

かに分けられます。

無用なトラブルを避けるためにも、できれば非ステロイド系をお勧めします。

大人女子であれば、

赤みを隠せる肌色タイプの「治療薬クリーム」
ジェルタイプの「オトナ肌対策薬用アクネジェル」
塗ると透明になる「ペアアクネクリームW」

なんかがおすすめです。

メイク後にも使えるものが多く、持ち歩いてサッと塗布できるのが心強いですね。

実際にはニキビの状態や炎症の度合いなどから、常駐している薬剤師さんと相談しながら選ぶと良いでしょう。

 

顎ニキビを予防するには?

顎ニキビに関わらず、ニキビはできる前にきちんと予防できればそれが一番ですよね。

顎ニキビの予防に一番効果的なのは、やはり普段から生活習慣をきっちり整え、

ストレスを上手に発散することです。

睡眠
食事
運動
ストレス

この4つの項目を意識して日々の生活を送ってみてください。

 

毎日ちゃんと睡眠をとれていますか?

夜更かし
休日のダラダラ寝

は厳禁ですよ。

 

食事はバランスよく、3食とっていますか?

あまり遅い時間に食事をしたり、脂っぽい洋食や中華が続くのはよくありません。

一日一食は和食を取り入れるのが理想です。

 

運動も適度に行おう!

運動はなにも厳しいトレーニングをしろと言っているわけではありません。

毎日続けられる程度の、適度な運動習慣を身に着けるようにしてみてください。

例えば、

お風呂上りのストレッチ
30分程度の散歩
階段の使用頻度を増やす

などです。

最後のストレスは、お肌だけではなく時に体の様々な不調を招きかねません。

ストレスと上手に付き合うには、その発散方法をきちんと心得ることです。

買い物
カラオケ
好きなバンドのライブ
入浴
ドライブ

…なんでもかまいません。

あなただけのストレス発散方法を見つけてくださいね。

また、普段のスキンケアに、

定期的なピーリング
酵素洗顔

を取り入れるのも予防効果あり。

ニキビはまず角質が厚くかたくなるところから始まりますので、古い角質はきちんと除去してそれを防ぐのが重要なのです。

そこで有効なのがピーリングと酵素洗顔。

酷い炎症がある時やお肌に異常がある時を除き、月に1,2回くらいの頻度で行ってみてください。

ピーリング及び酵素洗顔後はお肌が乾燥しやすいので、適度な保湿も忘れないでくださいね。

 

皮膚科ではどんな治療をされる?

生活習慣を直してもなかなか顎ニキビが治らない、

もしくは、とにかく最速で顎ニキビをどうにかしたい!

なんていう人には皮膚科の受診をお勧めします。

皮膚科でのニキビ治療は、

手始めにビタミン剤と塗り薬
もっとひどくなると抗生物質の内服

というのが基本ですが、

その他の詳細も含め、詳しくは以下の通りです。

 

飲み薬の処方

ビタミン剤

一番多いのはビタミン剤の処方です。

保険も適用されるため、お手軽ですね。

主に皮脂分泌のコントロール効果のあるビタミンB2やB6が使われます。

ただ、皮膚科で処方されるビタミン剤が市販のビタミン剤と大きく変わるわけではありません。

すでに市販のビタミン剤を飲んでいてそれでも効果がない場合は、ニキビの原因は別のところにあると判断されます。

抗生物質

飲み薬としてもう一つ処方されやすいのは、抗生物質。

これも保険が適用されます。

主にアクネ菌の殺菌目的で処方されますが、何度も言っている通りアクネ菌は常在菌であり、完全に殺菌することはできません。

抗生物質を飲んで一時的に症状が緩和しても、慢性化しているニキビの場合は服用をやめると再発することもあります。

漢方

漢方でホルモンバランスを整えながら免疫力を高めることもニキビ治療に有効です。

基本は保険が適用されますが、薬局で直接購入しようとすると保険が効きませんので、

必ず皮膚科を通しましょう!

漢方は効果がでるまで多少時間がかかる場合が多いです。

しかし、その目的が体質改善であるため、

体に優しく
服用をやめても再発リスクが殆どない

のがメリットでしょう。

ニキビ治療に使われる漢方はたくさんあり、体質、症状によって使い分けられます。

代表的なものは以下の通り

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 冷えやすい、むくみやすい、疲れやすい人に。
加味逍遥散(かみしょうようさん) 便秘気味で苛々しやすい人に。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 体力のある人、赤ら顔の人に。
温経湯(うんけいとう) 冷え性で生理前に下痢をする人に。
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) 膿がある大きなニキビのある人に。
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう) 赤ら顔でオイリー肌、鼻炎の人に。
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう) オイリー肌の人に。

思春期ニキビに効くことが多い

ホルモン剤など

ニキビ治療の目的で低用量ピルが使われることも少なくありません。

ただし、これは保険適用外です。

ホルモンバランスを整えることで肌の調子が劇的によくなることもありますが、

ピル自体は本来ニキビ治療薬ではありません。

よって、満足いく効果が出るかどうかは人それぞれ。

場合によっては別の副作用に苦しむ可能性もありますので、医師とよく相談しましょう。

 

塗り薬

塗り薬としては、

抗生物質
角化調整作用のあるもの
消炎剤
硫黄

などが主で、これらを組み合わせたりして処方されることもあります。

もちろん、全て保険が適用されます。

その他にも、美容皮膚科では

ビタミンC誘導体
グリゴール酸のローション
レチノイン酸の塗り薬

などが処方されることもあるようです。

これらは保険が適用されませんし、通常のニキビ治療であれば皮膚科で処方される薬で十分です。

しかし、美容皮膚科で処方される薬はニキビそのものとニキビ跡の治療にも効果を発揮するだけではなく、

ニキビ以外のお肌の不調を改善して美肌へと導くことも可能です。

場合によっては、美容皮膚科を受診するのもありでしょう。

 

その他

 

ケミカルピーリング

飲み薬と塗り薬以外の方法だと、まずケミカルピーリングが挙げられます。

毛穴のつまりを取りながら殺菌ができるため、ニキビの治療に大変効果的です。

もちろん、ニキビ跡の色素沈着やクレーターのような陥没にも有効。

一度検討してみてもいいかもしれませんね。

 

IPL(フォトフェイシャル)

もう一つはIPL(フォトフェイシャル)という光治療。

赤外線などいろいろな光線を用いた治療です。

効果の出方には個人差がありますが、

毛穴を殺菌したり
肌の代謝を高める効果

もあるため、

顎ニキビ以外のトラブルを抱えている大人女子におすすめですね。

ただし、これは美容皮膚科での施術であり、保険は適用されません。

費用は一回1万~5万というところでしょうか。

効果がみられなければ、特に続ける必要はないでしょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は大人女子の敵、顎ニキビついてのお話でした。

顎ニキビができる原因や対策方法に予防方法、皮膚科での治療方法までお話しましたが、

顎ニキビ対する理解は深まりましたか?

まとめると以下の通りです。

・顎ニキビは大人ニキビ
・生活習慣の乱れなどが引き起こすホルモンバランスの乱れが大きな原因
・自分で治すなら生活習慣から見直すこと!
・治療法はいろいろあるけれど、即効性を求めるなら皮膚科を受診!

この記事が、今顎ニキビに悩んでいる人や、皮膚科を受診しようかどうか迷っている人の手助けに慣れれば幸いです。

 

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