肌の赤みは赤ニキビのせい?赤ニキビの原因と治し方とは?

ニキビには、白ニキビや黒ニキビ、赤ニキビなどがあります。

赤ニキビは最もやっかいなニキビといわれています。

セルフケアで改善することが難しいので、早めにクリニックを受診しましょう。

ここでは、赤ニキビの原因やメカニズム、改善方法について解説していきます。

 

赤ニキビとは

赤ニキビとは、炎症をともなうニキビを指します。

炎症が起きると赤くなるため、赤ニキビと呼ばれています。

ニキビといえば赤ニキビが代表的ですが、実は赤ニキビになる前に白ニキビや黒ニキビなどになっている可能性があります。

そもそもニキビは、毛穴に皮脂や古い角質が詰まった状態を指します。

この段階が白ニキビです。

黒ニキビは、毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒くなったものです。

ポツポツと黒い点々に見えるため、見た目に大きな支障をきたします。

そして、毛穴にアクネ菌やマラセチア菌が入り込み、皮脂を餌にして増殖し、皮脂を分解して遊離脂肪酸をつくると赤ニキビになります。

遊離脂肪酸は、皮膚に刺激を与えるため、炎症を引き起こします。

この赤ニキビが化膿したものを紫ニキビと呼びます。

 

赤ニキビの症状

白ニキビの段階では気づくことができなくても、赤ニキビになると痛みをともなうため、ニキビに気づくことが多いです。

また、赤ニキビは炎症をともなうので、炎症から肌の奥深くにある真皮を守るためにメラニン色素が分泌されます。

メラニン色素は黒色の色素であるため、色素沈着を起こすとシミになります。

肌のターンオーバーが正常であればメラニン色素は沈着する前に排出されますが、ターンオーバーが乱れていると色素沈着を起こす恐れがあります。

 

赤ニキビの治療法

赤ニキビはセルフケアで治すことは困難であるため、早めにクリニックを受診することをおすすめします。

クリニックでは、まず炎症を抑えるために抗炎症薬が処方されます。

また、アクネ菌やマラセチア菌を殺す抗生物質も必要であれば処方されます。

これらを併用することで炎症を抑え、原因菌を排除することができます。

また、基本的に外用薬で治療しますが、症状が強く現れている場合は内服薬で治療することもあります。

また、テトラサイクリン系の抗生物質を長期間服用すると、色素沈着が起こる可能性があるので、通常ではマクロライド系の抗生物質を使用します。

このような治療で炎症を抑えたら、続いて毛穴詰まりを解消するための治療を行います。

毛穴に詰まった皮脂や古い角質を取り除くために、

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)
ケミカルピーリング

を行います。

面皰圧出は、専用の器具で毛穴の周りの皮膚に圧をかけて、古い角質や皮脂を押し出す治療法です。

ケミカルピーリングは、古い角質を取り除き、毛穴詰まりを解消させやすくするために行います。

タンパク質を溶かす薬剤を使用するので、治療後は赤みやただれといったダウンタイムがあります。

 

ホルモン療法を行うことがある

ホルモンバランスは様々な原因で崩れますが、どうしてもホルモンバランスを整えることが難しい場合には、ホルモン療法を行うことがあります。

男性ホルモンが優位になると皮脂の分泌が促進されるので、男性ホルモンが優位にならないように他のホルモンを補います。

 

自宅で行えるセルフケア

セルフケアだけで赤ニキビを解消することは困難ですが、治療の補助にはなるでしょう。

まず、ホルモンバランスを整えるために、

十分な睡眠
適度な運動
ストレスの解消

などを心がけましょう。

強いストレスを受けたために不眠気味なのであれば、早めに不眠の治療を始めることをおすすめします。

不眠はホルモンバランスを崩すだけではなく、免疫力を低下させることもあるため、万病の元になります。

次に、正しい方法でスキンケアしましょう。

ニキビを刺激すると炎症が悪化して、ニキビ跡が残る恐れがあるので、優しく洗うことが大切です。

抗生物質や抗炎症剤での治療を開始しているのであれば、ニキビを刺激しないようにするだけで改善が期待できます。

なお、ケミカルピーリングを受けているのであれば、自宅ではピーリングしないようにしましょう。

ケミカルピーリングは古い角質を取り除くために行うので、何度もピーリングすると肌に大きな負担がかかってしまいます。

 

ニキビ跡が残ってしまったら

ニキビ跡を残さないようにするためには、炎症が軽度の段階で治療する必要があります。

それでもニキビ跡が残ってしまうことがあります。

その場合は、無理にセルフケアで改善させようとせず、速やかに再診を受けましょう。

ニキビ跡には、色素沈着によるシミ、クレーター、毛穴同士が繋がってできる跡があります。

色素沈着によるシミは軽度ですが、肌の奥深くにある真皮にまで炎症が及ぶとクレーターや毛穴同士が連結した跡が残ってしまいます。

これらは、レーザー療法やハイドロキノンを用いた治療などで改善が期待できます。

複数回、治療を受けてようやく改善できるものなので、根気よく通院しましょう。

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