17 Oct 2017

大豆は、私たちにとってとても身近な存在ですね。
豆腐、納豆などの食材だけでなく調味料などでも醤油や味噌などその利用は多岐に渡り、誰もが普段口にしているものだと思います。
今回はそんな大豆のパワーと美容効果について説明していきたいと思います。
目次だよ
大豆と大豆イソフラボンについて
大豆イソフラボンが大豆と関係しているのはわかりますがでは実際にどう違い、どのようなこうかがあるのでしょうか?
大豆の成分
大豆は主な成分が
・タンパク質
・炭水化物
・脂質
・食物繊維
・ミネラル
・ビタミン
などで作られています。
大豆イソフラボンって?
大豆に入っている成分の1つが、大豆イソフラボンになります。
イソフラボン自体は大豆を始め、葛の根やクローバーなどマメ科の植物であれば含まれる事は多い成分です。
人の体を助けてくれる色々な働きをしてくれる植物のポリフェノール成分、フラボノイドの1つでもあります。
例えば緑茶に含まれ体を強くして風邪や病気にかかりにくくしてくれたり若さを維持してくれたりするカテキンや、メタボを防止したり花粉症を抑制してくれたりするアントシアニンもその仲間です。
大豆イソフラボンの働き
では、具体的にどんな働きをして私たちの体を助けてくれるのでしょうか。
大豆イソフラボンはエストロゲンというホルモンの代わりになることができます。
というのも、細胞から見るとその2つは双子のようにそっくり過ぎて、体がそれをエストロゲンとして認識するからです。
この受容体ですが、細胞に存在していてホルモンを認識して、その作用を伝えてくれるタンパク質の事です。
エストロゲンが減っているのに自力で出すことが難しくなった時に大豆イソフラボンを摂取すれば、同じように作用して体のバランスをとってくれるのです。
大豆イソフラボンの効果効能とは?
では、ここで大豆イソフラボンの効果効能について説明していきたいと思います。
・更年期障害の緩和
・ガン予防効果
・生活習慣病の予防、改善
・骨粗しょう症予防効果
・血流改善効果
・抗酸化作用
・糖尿病改善
・美肌効果
大豆イソフラボンの美容効果とは?
大豆イソフラボンは健康にも効果的ですが、美容効果も非常に高く、「女性の味方」とも言われていて美肌づくりには欠かせない存在となっています。
ここでは大豆イソフラボンの美容効果にスポットを当てて考えていきたいと思います。
女性ホルモンの代わりの成分に
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似ている成分を持っていると説明しましたが、ホルモンの役割に代わってコラーゲンの生成、ヒアルロン酸の生成を促して美肌を作ってくれる効果があります。
また、抗酸化作用もあります。
紫外線など外部の刺激を受けると肌は老化してしまいます。
大豆イソフラボンは、肌への外部からの刺激で発生する活性酵素と戦いコラーゲンの分解を防いでくれるので肌の老化を抑えてくれるのです。
更年期の肌荒れにも!
年齢と共に肌の衰えは気になるところですが、じつはその衰えはコラーゲンの減少から来ています。
あまり考えたくはないですが、年を取れば取るほど体の機能は衰えてきます。
それは体内で作られる成分も同じで、女性ホルモンもコラーゲンもどんどん減っていきます。
そこで大豆イソフラボンの出番ですが、これは女性ホルモンと同じ働きをしたりコラーゲンの生成を促したりするので、肌荒れを防止したり更年期障害を抑制したりしてくれるのです。
大豆イソフラボンを効果的に利用する方法
このように体にとても有効な大豆イソフラボンですが、それをさらに最大限に利用する為の効果的な、その他の成分や生活習慣を紹介します。
プラス保湿
サプリメントでも、化粧品でも良いですが、大豆イソフラボンと同時に保湿は大切にしましょう。
保湿は肌を守るのにもっとも基本的なケアで、これができていないとまず美肌にはなれません。
プラスビタミンC
大豆イソフラボンはコラーゲンを作るサポートもすると書きましたが、コラーゲンを作る時にビタミンCがあると効率が上がるので、ビタミンCも一緒に摂取するとますます効果が上がりますよ。
プラス良質な睡眠
肌荒れは、乾燥やホルモンバランスなどでも起こりますがストレスで起こる事もあります。
ストレス解消には様々な方法がありますが共通して言えるのは良質な睡眠です。
良質な睡眠はストレス解消と共に肌の代謝も活性化されます。
22時から2時は美肌に最適な時間と言われているのでこの時間はなるべく睡眠を取るようにしましょう。
継続的に続ける事も大切
大豆イソフラボンは、毎日継続的に続けることが大切です。
ホルモンのバランスを保ってくれるので、生理前や睡眠不足などホルモンバランス乱れによる肌荒れやニキビにも効果を発揮してくれます。
食事からの摂取をする場合
サプリメントも良いですが、基本は食事からも取り入れる様にしましょう。
・納豆
・大豆飲料
・豆腐
・油揚げ
・大豆
・きなこ
・味噌
などが多く含まれる食材です。