12 Oct 2017

肌の状態が悪いと感じた場合は、豆乳イソフラボンを摂りましょう。
肌トラブルの改善の他にも様々な効果が期待できます。
豆乳イソフラボンは簡単に摂ることができるので、常用してもよいでしょう。
ここでは、豆乳イソフラボンの効果や摂取の注意点などをご紹介します。
豆乳イソフラボンとは
豆乳イソフラボンとは、豆乳に含まれているイソフラボンのことを指します。
そもそも大豆製品にはイソフラボンが含まれています。
豆乳イソフラボンを摂るということは、豆乳を飲むということであるため、他にも様々な栄養を摂ることができるのです。
また、豆乳イソフラボンを添加した化粧水なども販売されています。
身体の内側と外側の両方から豆乳イソフラボンを補給することで、より高い効果が期待できます。
豆乳イソフラボンの効果
豆乳イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。
女性ホルモンには、
- エストロゲン
- プロゲステロン
があり、生理周期によって量が増減します。
プロゲステロンが多い状況になると、生理前の体調不良が起こるとされています。
また、女性ホルモンが全体的に減少することで、
- 火照り
- 倦怠感
などの症状をともなう更年期障害を起こすこともあるのです。
豆乳イソフラボンによってエストロゲンの役割を補うことによって、
- 更年期障害
- 生理前の不快感
などを軽減できる可能性があります。
また、エストロゲンには皮脂の分泌を抑える作用もあるため、毛穴に皮脂が詰まることで起こるニキビの予防に繋がります。
また、肌のうるおいをキープする役割もあるため、外部刺激に対して強くなるのです。
肌が刺激を受けるとメラニン色素が分泌されて、それが肌に沈着することでシミになります。
つまり、豆乳イソフラボンはシミ対策としても効果が期待できるのです。
他にも、
- 子宮内膜がん
- ホルモン関連
の病気のリスクの低下など様々な効果が期待できます。
過剰摂取に注意が必要
豆乳イソフラボンはエストロゲンと似た働きをするだけであり、エストロゲンを増やす訳ではありません。
豆乳イソフラボンを摂りすぎると、エストロゲンが多量に分泌されていると身体が勘違いをして、エストロゲンの分泌が低下してしまいます。
その結果、プロゲステロンが多い状況になり、
- 生理前の不快感が重くなったり
- 月経不順になったり
するのです。
豆乳イソフラボンの摂取上限は、1日75mgです。
イソフラボンは
- 味噌汁
- 納豆
- 豆腐
などにも含まれているため、サプリメントを飲む場合は1日30mgまでに抑えましょう。
残り45mgは、大豆製品を摂ることを考えて残しておきます。
なお、
- 味噌汁1杯には約6mg
- 豆腐1丁には約60mg
- 納豆1パックには約35mg
- 豆乳1パックには約50mg
のイソフラボンが含まれています。
効果を高める摂取方法
豆乳イソフラボンの効果を高めたいのであれば、ココアと一緒に摂りましょう。
豆乳には、
- 糖質をエネルギーに変えるために必要なビタミンB1
- 、肌の健康を保つビタミンB2とB6
- シミやくすみなどの予防に役立つビタミンE
などが多く含まれています。
そのため、豆乳を日常的に飲むことで、肌トラブルが起こりにくくなるといわれています。
そして、ココアには
- 肌のターンオーバーを促す亜鉛や鉄分
- 銅などミネラル
- カルシウム
- マグネシウム
などが多く含まれています。
- 豆乳
- ココア
を一緒に飲むことで、肌の健康を保つために必要な栄養のほとんどを補うことができるのです。
豆乳にココアパウダーを混ぜるだけで良いので、続けやすいというメリットもあります。
また、
- 豆乳
- バナナ
を一緒に摂るのもおすすめです。
バナナには、ビタミンEをはじめとした様々な栄養が豊富に含まれています。
ビタミンEは高い抗酸化作用を持つ栄養素で、
- ニキビ
- 湿疹
- シミ
- くすみ
- たるみ
など様々な肌トラブルの予防に役立つのです。
さらに、
- ビタミンB1やB2、B6
- 抗酸化作用を持つビタミンC
- 余分な塩分を排出するカリウム
なども多く含まれています。
ココアパウダーを入れた豆乳とバナナを毎朝摂るようにしましょう。
ホルモンバランスを整えよう
豆乳イソフラボンを摂っているからと言って、ホルモンバランスの乱れは気にしなくて良いという訳ではありません。
豆乳イソフラボンを摂らなければホルモンバランスが常に乱れているような状況が続くと、様々な病気のリスクが高まる可能性があります。
また、豆乳を飲み忘れるだけで体調不良になる恐れもあります。
ホルモンバランスを整えるために、十分に睡眠を摂りましょう。
そして、ストレスをできるだけ溜めないようにしてください。
- カラオケ
- 音楽鑑賞
- 映画鑑賞
- 外出
- 買い物
などストレスの解消法は様々です。
できるだけ短時間でストレスが解消できる方法を見つけましょう。
そうすることで、忙しくてストレスを解消する時間が無いという事態を防げます。