5 Sep 2017

「ニキビができて憂うつだよ…」
ふとしたときにポツンと登場するニキビ。
メイクをするたびに憂うつになりますよね。
思春期ニキビも大人ニキビもできる原因は同じなんです。
ニキビと一言でいっても程度によって6種類に分類されます。
それぞれのニキビの種類とその対処法について説明していきます。
あなたの今できているニキビはどの種類に当てはまりますか?
目次だよ
ニキビの炎症ってなぜ起こる?
何らかの理由で角質が増えてしまい、それによって皮脂が毛穴に詰まりニキビの原因菌、アクネ菌が増殖。
これがニキビへとつながります。
アクネ菌は常にお肌にいる菌で決して悪玉菌ではありません。
空気に触れるところでは生きられない性質を持っている菌で、いつもは毛穴内部に身を潜めています。
でも毛穴に異常が起きると増えてしまい、その影響がニキビという症状となって現れてきます。
ニキビの炎症の種類と対処法
それぞれのニキビにはどんな特徴があるのでしょうか?
また、その対処法とは…?
あなたのニキビがどの段階にあって、どんなケアをしたらいいのかチェックしてみてくださいね。
初期のニキビ
乾燥などが原因でお肌のバリア機能が低下気味、毛穴の柔軟性が損なわれている状態です。
徐々に角質が増えて、皮脂を分泌する毛穴をふさいでいます。
でもこの初期の段階では、ニキビ特有の症状がお肌に見られないため、ニキビのでき始めに気づくことは難しいといえます。
そこで、お肌が乾燥しているようならすぐにでも保湿を充分に行うようにして、次の段階の白ニキビになるのを事前に防ぎます。
白ニキビ
毛穴に皮脂が溜まってきていて白いプチっとしたニキビが登場。
コメドと呼ばれ、押すと粘りっけのある白や黄色の液のようなものが出てきます。
まだ炎症を起こしている段階ではないので、中に入っているものを押し出してしまえば、跡に残すことなくキレイに治すこともできます。
ただし上手にしないと跡に残るだけでなく、悪化させてしまう場合もあるので、できれば皮膚科を受診したほうがいいでしょう。
黒ニキビ
白ニキビから発達したのが黒ニキビ。
白ニキビは毛穴内部に留まっている状態ですが、黒ニキビはその状態から毛穴の表面に出てきて、酸素の影響を受けて酸化して黒くなったものです。
白ニキビと同じようにニキビのでき始めの段階で、アクネ菌がまだ増えていない状態なので、白ニキビ同様の処置、中に入っているものを押し出すことで完治する場合があります。
赤ニキビ
白ニキビ→黒ニキビと経て、その状態のまま処置をしないでおくと赤ニキビとなります。
このときにはすでにアクネ菌の増殖が進んでいて、炎症を起こしている段階です。
この状態まで進行したら抗生物質による治療を行ないます。
注意しないといけないのは、白ニキビと黒ニキビと同じように潰さないこと。
無理矢理潰せばニキビ跡として残りやすくなってしまいます。
黄ニキビ
赤ニキビの進行したものが膿を持った黄ニキビです。
この状態にまで進行すると、たとえ炎症が治まったとしても、クレーターや色素沈着などの跡として残りやすくなります。
黄ニキビにまで症状が進んでしまった場合には、お肌へのダメージのことも考えて皮膚科を受診するのがオススメです。
紫ニキビ
紫ニキビは毛穴周辺にまで炎症が進み、血と膿の両方が溜まっている状態。
赤紫色に腫れあがっているのが特徴のニキビです。
ここまで炎症が悪化してしまうと心配なのがニキビ跡。
高い確率でニキビ跡になってしまう恐れがあるため、早急に皮膚科医に相談するようにします。
炎症の状況によっては、内部に溜まっている血や膿を取り除くなどの大がかりな治療が必要になることがあります。
紫ニキビはニキビの進行段階では最も悪い段階ですが、根気強く治療をしていくことでニキビ跡の解消も望めます。
ニキビの種類によって対処法を変え完治を目指そう
今、あなたにできているニキビ、どの種類のものかわかりましたか?
ニキビは一度できるとなかなか治りにくいものもあり、メイクをするたびに気になりますよね。
「ニキビができたら自然に完治するまで何もしない」という選択肢もありますが、もしあなたのニキビの状態が悪化の途をたどっているようなら、そのときには迷わず皮膚科を受診するようにしてくださいね。
今回ご紹介したニキビの種類によっての対処法を実践して、ニキビの完治を目指しましょう。
あなたのお肌がツルスベ肌に生まれ変わりますように。