キダチアロエとアロエベラ、それぞれの効果の違いとは?

普段、何気なく口にしたり化粧品として使用したりしているアロエですが、実はいくつかの種類があることをご存知でしょうか。

種類があることは知っていても

「一体何が違うの?」

と感じている方も多いはず。

今回は、日本でポピュラーなキダチアロエ、アロエベラの違いについてご説明していきます。

アロエの種類


アロエには数多くの種類がありますが、主に日本で流通しているのは

・キダチアロエ
・アロエベラ

です。

効果をご説明する前に、まずはそれぞれのアロエの特徴を見ていきましょう!

キダチアロエ

キダチアロエは、日本で最も多く栽培されているアロエの種類です。

サイズから比較的小さく、まるで木が立っているような見た目をしており、「木立アロエ」と表記されることもあります。

キダチアロエには、さまざまな薬効があり、古くから「医者いらず」とも呼ばれてきました。

アロエベラと比較するとアロインの量が多く、苦みがあるのが特徴です。

アロエベラ

アロエベラは、厚く大きな葉肉が特徴のアロエの種類です。

茎が短いので、地面から葉が重なって生えているかのように見えます。

キダチアロエと比べると、サイズもとても大きくなっています。

アロエベラは、葉の中にある葉肉に厚みがあるため、使用の際には葉肉のみを使うのが一般的です。

また、スーパーやコンビニなどに置いてあることの多いアロエヨーグルトに含まれているのもアロエベラです。

苦味の強いキダチアロエと違い、無色透明でほとんど味がしません。

キダチアロエの効果


キダチアロエとアロエベラは、同じアロエの仲間ではありますが、名前も形も違う別の植物です。

含有成分も基本的には同じとなっていますが、異なる部分もあり、美容効果も異なります。

まずは、キダチアロエが持っている効果の特徴について見ていきましょう!

病気やケガに効く

キダチアロエは、豊富な成分が含まれているため、「医者いらず」ともいわれている植物です。

美容・健康の両面にうれしい効果を発揮してくれるのですが、特に健康効果を得たい方には、アロエベラよりもキダチアロエがおすすめです!

キダチアロエには、

・アロエウルジン
・アロエエモジン

といった成分が含まれています。

これは、細胞の修復を促したり、胃を丈夫にしたりする働きを持っており胃潰瘍などのトラブル改善、ケガや火傷のケアなどに役立ってくれるのです。

また、アロエベラとも共通するアロエシンやアロエジンなどは、殺菌効果に優れているためニキビケアに有効であるほか、シミの予防にも効果があります。

健胃効果・便秘解消効果

アロエベラにも健胃効果・便秘解消効果はあるのですが、キダチアロエの方が、より効果が高いと考えられています。

その大きな理由となっているのが、キダチアロエの苦味成分であるアロインです。

アロインは、アロエベラにも含まれているのですが、アロエベラのアロインは薬事法により医薬品に分類されています。

つまり「食品ではなく薬」と考えられているため、化粧品や食品として使用することができないのです。

一方、キダチアロエのアロインは、医薬品には分類されていないため、食品として摂取することが可能となっています。

そんなアロインには、胃腸の働きを促進したり、胃腸を健やかに保ったりする作用があります。

腸内環境を整えることによって、健康面はもちろんのこと、ダイエット効果や吹き出物の予防にもつながっています!

アロエベラの効果


続いて、アロエベラの効果の特徴をお伝えしていきます。

健康効果の高いキダチアロエと比較すると、アロエベラは美容効果に優れているものだと言えます。

では、アロエベラにはどんな効果があるのか見ていきましょう!

健やかなお肌・体に

アロエベラにはあってキダチアロエにはない成分、それがサポニンです!

サポニンといえば、大豆に含まれる大豆サポニンの印象が強いかと思いますが、それと同じものがアロエベラにも含まれています。

サポニンは、

・抗菌効果
・抗炎症効果
・抗アレルギー効果

を持っており、アトピーなどの皮膚炎の改善を期待することが出来る成分です。

また、中性脂肪の減少や動脈硬化の予防など、健康面にも嬉しい効果をもたらしてくれます。

つまり、アロエベラにはお肌や体を健やかに保つ効果があるのです。

乾燥肌を予防

アロエベラには、保湿効果の高いムコ多糖類も豊富に含まれています。

ムコ多糖類は、人間の体やお肌でも重要な役割をしてくれている成分。

年齢を重ねるとお肌が乾燥しやすくなる傾向にありますが、その原因もムコ多糖類が大きく関わっていると考えられています。

保水力に優れているため、老廃物運搬したりコラーゲンを作る細胞(線維芽細胞)を活性化させたりする働きを持っているのです。

ムコ多糖類はキダチアロエにも含まれている成分なのですが、葉肉の部分に多く含まれているものです。

そのため、キダチアロエよりも葉肉に厚みのあるアロエベラの方が、含有量も多いとされており、その差は約10倍と言われています。

まとめ

キダチアロエとアロエベラの違いはお分かりいただけましたか?

どちらも美容と健康の両面に作用してくれますが、アロイン(便秘解消)目的ならばキダチアロエ、ムコ多糖類(保湿)目的ならばアロエベラというように、なりたい状態に合わせて使い分けていくのがおすすめです。

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