ニキビがシミになった?黒いニキビ跡の原因と治療法とは?

うっかりできてしまったニキビ。

思春期だけでなく、大人になってからできる大人ニキビは厄介なものです。

そんなニキビがやっと治ったと思ったら、なんとそこには黒いシミが!

ニキビ跡が黒く残る現象…これを書いている私自身、経験ありまくりです。

顔にできるシミは見た目年齢を左右し、数が増えれば一気に老けた印象になってしまいますよね。

どうして、ニキビ跡が黒いシミになってしまうのでしょうか?

何とかして治す方法はないのか?

今回はそんな黒いニキビ跡について、お話しします!

 

ニキビ跡が黒くなるのはなぜ?

ニキビの跡が残るかどうか、そしてどんな跡になるかは肌質によって変わります。

ちなみに、ニキビ跡には今回お話しするタイプのニキビも含めて、種類をあげます。

・黒いシミタイプ
・赤く残るタイプ
・クレーターが残るタイプ
・盛り上がってケロイド状

黒いニキビ跡は色素沈着

黒いニキビ跡の正体はなんなのか?

その答えは、『炎症性色素沈着』です。

これはニキビに限らず、傷などの炎症が色素沈着して起こるもので、体中のどこにでもできます。

よく、掻き壊してしまった虫刺され跡などがシミになったのと同じです。

また、炎症以外にも摩擦や叩くなどの刺激も炎症性色素沈着を起こす原因になります。

 

なぜ色素沈着する?

では、どうして炎症が色素沈着を起こしてしまうのでしょうか?

炎症とは本来、ウイルスや細菌など、体にとって異物であるものの侵入や攻撃から体を守るために起こる反応です。

いわゆる免疫反応の一種であり、免疫細胞が異物と戦っているときに発熱や炎症などの症状が起こるのです。

この時、免疫細胞の主体である白血球が活性酸素を発生させます。

活性酸素といえば老化や様々な病気の原因物質。

そして、シミを作る原因でもあります!

ここでまず、シミができる基本的な仕組みを見てみましょう。

シミといえば、メラニンという黒い色素によるもの。

このメラニンが作られる仕組みは以下の通りです。

①なんらかの要因でメラノサイトという細胞が刺激を受ける
②メラノサイトはチロシナーゼという酵素を活性化する
③チロシナーゼがチロシンというアミノ酸に働きかけた結果、メラニンができる

メラノサイトを刺激する「なんらかの要因」にはいくつかあり、一番有名なのは紫外線でしょう。

そして、肌に起こる炎症と、活性酸素もその要因の一つ。

つまり炎症性色素沈着とは、炎症やそれによって発生する活性酸素がメラノサイトを刺激して活性化させることによって起こるのです。

 

顔の中でもできやすい部分がある

炎症性色素沈着は、顔においては口元や顎周りなど、顔の下部分にできやすいという特徴があります。

これは顔の下部分の方が比較的皮膚が厚く、血行が悪くなりやすいから。

また、顎周りは頬杖などで摩擦を受けることも多いですね。

このような刺激はお肌へのストレスとなり、活性酸素を発生させる原因になります。

もちろん、頬や鼻周り、おでこにだってできる場合はあります。

ニキビの他、力の強いマッサージやコットンでの摩擦、お肌を叩く行為などが原因の場合も多いので、心当たりのある方はそれらを控えるといいでしょう。

 

 

黒いニキビ跡はどうやって治す?

炎症性色素沈着は放っておけば年単位で薄くなります。

ただし、紫外線を浴びることでメラノサイトが活性化するため、濃くなって消えにくくなることも珍しくありません。

ここでは、自分でできるケア方法と、美容皮膚科という選択肢について紹介します。

セルフケア方法

基本的に、美白化粧品を使ったケアが有効です。

ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白成分が配合された化粧品を使いつつ、

紫外線対策を完璧にすることで徐々に薄くすることができるでしょう。

また、メラニン色素は肌の代謝であるターンオーバーによって徐々に肌表面へと押し上げられ、最終は垢として剥がれ落ちます。

そのため、ターンオーバーを整えるピーリングを定期的に行うのも効果的ですね。

炎症性色素沈着のセルフケアは場合によっては数年かかることもあり、なにより根気が大事です。

何はともあれ、とにかく紫外線にだけは絶対気を付けること。

紫外線対策と美白化粧品の使用は一年を通して欠かさず行ってください。

 

美容皮膚科という選択肢

「セルフケアではなかなか綺麗にならない」

「とにかく、即効で消したい!」

そんなあなたには美容皮膚科の受診をおすすめします。

といっても、シミ治療の王道であるレーザー治療はあまり効果を発揮しないそうです。

治療法はケミカルピーリングが基本になるでしょう。

もちろん、ピーリングそのものは市販のピーリング剤を使って自宅でもできます。

しかし、セルフピーリングではある程度限界があるのも事実。

美容皮膚科で行うピーリングであればより高い効果を望めますし、症状やカウンセリングの内容次第でピーリングの強さを調整できるというメリットもあります。

自由診療のため、費用はクリニックによって様々ですが、だいたい1回1万円前後で数週間おきに5~10回ほど通うことになるでしょう。

場合によっては、それ以上通う必要もあるかもしれません。

美白化粧品を使ったセルフケアのほうが圧倒的お得なので、美容皮膚科を受診するかどうかはお財布との相談も必要ですね。

 

 

ニキビ跡が黒くなるのを防ぐのは?

炎症性色素沈着が起こる原因はが炎症と活性酸素だというのは前述の通り。

ということは、炎症を起こさせず活性酸素を発生させなければ、炎症性色素沈着が起こる可能性は最小限にできるということ。

ニキビができても炎症を起こす前…いわゆる赤ニキビになる前に治療したり、

活性酸素が発生しないように抗酸化物質を摂取するのが効果的ですね。

とはいえ、ニキビを症状が軽いうちに治すのは意外と難しいです。

というのも、ニキビはその存在を目で見て確認できるころにはそこそこ症状が進んでいる状態だから。

毛穴に皮脂が詰まって少しだけぷくっとしている段階(これを面皰といいます)でうまく芯だけ取り出せれば、跡を残さずきれいに治ることもありますが…。
この方法は、正直言ってちょっとリスクが高いですね…。

特に、顎周りは毛穴の出口が閉じた閉鎖面皰ができやすく、芯を押し出すのが困難です。

触ってみて奥のほうにしこりのようなものを感じるニキビはこの閉鎖面皰ですので、無理に押し出したりしないようにしましょう。

やはり、一番いいのは抗酸化物質の積極的な摂取です。

ビタミンA、C、Eといった抗酸化力の高い栄養素を中心に、バランスの良い食事を摂るようにしましょう!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は黒く残るニキビ跡についてのお話しでした。

まとめると以下の通りです。

・黒いニキビ跡は炎症性色素沈着
・炎症性色素沈着は紫外線対策をしていれば自然に消える
・セルフケアとしては美白化粧品とピーリングが有効
・より高いピーリング効果を得たい場合は美容皮膚科へ
・炎症性色素沈着の予防には抗酸化物質の摂取が効果的

シミとの戦いは長引きやすく、根気が欠かせません。

しかし、コツコツとケアを継続することで必ず効果は得られるでしょう!

諦めることなく、日々努力を積み重ねましょうね!

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