皮膚科や病院でもらうニキビ薬辞典!それぞれの効果や副作用を紹介

長引くニキビ、悪化するニキビを本気で何とかしたいと思ったら、やはり頼るべきは皮膚科や病院ですね。

ニキビのお薬は、いくつかありますが、だいたいどこの病院でも出してくれる薬は、ある程度決まっています。

今回は、病院でよく出されるニキビ薬の効果や副作用をまとめてご紹介します。

ディフェリンゲル

「アダパレン」という成分を0.1%含んだニキビ治療薬で、比較的最近、使われ始めました。

効果

毛穴のつまりを取り除く事ができるのが最大の特徴です。

ディフェリンゲルは比較的新しいニキビ薬です。

それ以前のニキビ治療薬は、殺菌や抗菌によって炎症を抑え、ニキビを改善へと促すものがほとんどでしたが、過剰分泌による毛穴のつまりを改善してくれるので、早い段階のニキビから炎症を起こした赤ニキビなどの改善を得意としています。

副作用・注意点

・肌が赤くなる
・痒みが出る
・ヒリヒリする
・角質がポロポロと剥がれる。

これらは、すべての方に出る症状ではありません。

かつ、この症状が出たからと言って、完全に肌に合わないという言う訳でもありません。

特に乾燥を訴える方が多いので、スキンケアとして保湿をしっかり併用してください。

多くの方が、2週間~4週間程度で落ち着いてきますので、処方された後の定期検診で、担当医に症状を伝え、相談するのが良いでしょう。

ベピオゲル

海外ではニキビ薬として長く使用されてきましたが、日本では2015年から使用が始まりました。

使用感が大変良く、白色の柔らかいクリームのようで、肌に塗布すると透明のゲルに変化します。

透明なので塗布後も目立たず、べたつきも無いため、女性なら、その後のメイクもしやすいでしょう。

効果・特長

・殺菌作用
・ピーリング作用
・耐性菌ができにくい

ニキビ薬の定番である殺菌作用に加え、ピーリング作用があります。

ターンオーバー不良によってニキビが長引いている場合、また、大人ニキビにも有効です。

さらに、ベピオゲルの最大の特徴は、「耐性菌ができにくい」ことです。

通常のニキビ薬は、使い続けると、ニキビ薬の殺菌効果に耐えられる菌が生じてしまい、徐々に効き目が無くなってきてしまうものです。

しかし、ベピオゲルは長く使い続けても効果が保てる面でも画期的なニキビ薬です。

ピーリング効果があるため、大人ニキビに悩む方が、肌のケアしながらニキビ治療が出来るのがうれしいですね。

副作用・注意点

・過酸化ベンゾイルのアレルギー(顔全体や目の周りが腫れる。)
・皮膚表面が剥がれる
・刺激感、ヒリヒリ感
・赤みが出る
・乾燥

ベピオゲルの主成分である過酸化ベンゾイルは、アレルギーを持つ人が一定数います。

その際の症状が、顔全体や目の周りが赤く腫れてしまうため、皮膚科医の中でも、ベピオゲルには注意を払って処方している方が多いようです。

万一、異常を感じたら、「数週間で落ち着く」と楽観せず、すぐに担当医に相談しましょう。

ダラシンTゲル

殺菌作用と炎症を鎮める効果があるために、ニキビ薬の中でも効果が高いと評判です。

効果・特長

・アクネ菌、黄色ブドウ球菌を殺菌
・副作用が少ない

皮膚科で処方されるニキビ薬としては、比較的長く使われているもののひとつです。

ゲルタイプとローションタイプがあるので、患者のニーズに合わせられるところも使いやすさのポイントです。

また、他のニキビ薬に比べて副作用が少ないことも特徴です。

副作用・注意点

・かゆみ
・かぶれ
・乾燥(つっぱり感)

いずれも軽度で一時的な場合が多いです。

万一、日が経っても治らない、余計ひどくなる事があれば担当医に相談しましょう。

デュアック配合ゲル

ベピオゲルとダラシンTゲルの「良いとこどり」のニキビ薬です。

赤ニキビに対して、最も効果を発揮します。

効果・特長

・アクネ菌を押さえる
・赤ニキビの炎症を鎮める

デュアックは白ニキビに対しては効果を発揮しません。

もっと言えば、赤ニキビが無い状態では使わない方が良いニキビ薬です。

要は炎症系のニキビ専用の薬です。

副作用・注意点

・アトピー性皮膚炎の方の使用は控える
・妊婦の使用は控える。

デュアックは浸透性が高いため、アトピー性皮膚炎の方など、肌のバリア機能が落ちている場合は、刺激が強すぎることがあります。

また、妊婦への使用は、まだ、臨床が少なく、良くわかっていない部分が多いため控える傾向にあります。

使用期間については、「短期集中」型のニキビ薬です。

耐性菌ができにくいという点においては長期使用もできるように思われがちですが、メインの成分であるクリンダマイシンが効きにくくなってしまいます。

そのため、数週間から長くても3ヵ月間が理想です。

それで改善しなかった場合は、少し間をおいてから再開します。

アクアチムクリーム

ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌することで、赤みや腫れを鎮めていきます。

穏やかな効き目が特徴で、初めてニキビの外用薬を使う方が進められることが多いです。

効果・特長

炎症が起きているニキビに効果があります。

逆に、初期段階のニキビや白ニキビなどには効き目がありません。

副作用・注意点

・赤み
・かゆみ
・乾燥
・刺激感

どれも一般的なごく軽度の副作用のみです。

ただし、まれに日光に当たる事で赤みやかゆみがひどくなることがあるので、心当たりのある症状が出た時は担当医に相談しましょう。

イオウカンフルローション

まさに、その名の通り「イオウ」と「カンフル」を合わせた造語が名称になっています。

最近ではゲルやクリーム状のニキビ薬が多い中、昔からあるローションタイプです。

かなり臭いがあるので、最近はあまり処方しない病院が増えてきました。

効果・特長

・毛穴つまり、角栓を解消
・炎症している赤ニキビから、軽度のニキビまで幅広く効果がある。
・イオウの臭いがする
・カンフル剤の清涼感がある。

 

副作用・注意点

・乾燥
・赤み
・刺激

副作用はほとんどありませんが、イオウは脱脂力が強いため、それに関連する症状を感じる方もいるでしょう。

また、イオウの粉を溶かし込んだローションなので、顔に塗布してローションが乾いた後は、顔に白い粉が残ります。

夜は、粉と液体を混ぜて使用し、朝は、混ぜずに液体(うわずみ液)のみを使うと良いでしょう。

ゼビアックスローション

効果のほどは、アクアチムクリームやダラシンTと同じで、ニキビ治療に有効な抗生物質です。

2016年に使用が開始されたばかりなので、他のニキビ薬に比べると、臨床例は少ないですが、使いやすさもあって、今後人気がでてくることでしょう。

効果・特長

・ニキビの元なるアクネ菌を抗菌
・効果が出るのに時間を要する
・炎症が起きている赤ニキビ・黄ニキビだけに効果を発揮する。

 

副作用・注意点

・耐性菌ができやすく、長期間使用しても効果が出にくい

 

セミオーダー品


皮膚科の中には、ニキビの症状や肌質に合わせて、独自の処方をしてくれるところもあります。

主な作り方は、ワセリンをベースにして、症状にあわせた抗生物質や抗炎症成分を調合してくれいます。

自分にあわせて作ってくれるだけあって、その効果がとても期待ができます。

皮膚科や病院でもらえるニキビ薬はある程度決まっていますが、ニキビの症状に合わせて選んでもらう事が最も重要です。

また、薬である以上、副作用があるので、皮膚に異常があると感じたら、担当医に相談しながら正しく効率的なニキビケアをしましょう。

関連記事