2 Aug 2017

ニキビが治ったと思ったら現れる、赤みのあるにニキビ跡。
ニキビ以上に目立ってしまって嫌ですよね。
赤ニキビの跡は、早くにケアをしないと、赤紫や、茶色ニキビ跡になり一層目立ってしまうんです。
本記事では、悪化する前に実践して欲しい!
赤みのあるニキビ跡を消す方法をご紹介します。
目次だよ
対処が早いほど、ニキビ跡は目立たなくなります!赤ニキビ跡の2段階
赤ニキビ跡には、赤みが強い跡と、赤黒く、紫のように見えるニキビ跡の2種があります。
赤ニキビは、いわば「初期段階」です。
ここでしっかりとケアをしてあげれば赤黒い、さらに目立ち回復に時間のかかる、赤黒ニキビ跡に発展する可能性を下げることができます。
それぞれ、どんな過程でニキビ跡になるのか、簡単にご紹介しますね。
ステップ1:赤ニキビ跡
何で赤く見えるのか…。
それは、毛細血管の仕業です。
皮膚が炎症や傷を負うと、体の治癒能力が働いて毛細血管が患部に集まってきます。
血管がお肌から透けて見えることで赤いニキビ跡になります。
ステップ2:赤黒い・紫っぽいニキビ跡
血液中に流れるマクロファージという免疫細胞(白血球の1種)などが、炎症を鎮めようとウイルスや細菌と戦います。
ニキビが長引きがちな貴方は要注意!
炎症が深いと免疫システムが過剰に働いてしまい、健康な細胞や毛細血管にまで攻撃を始めてしまいます。
こうなると、血液がうっ血して、ヘモグロビンが染みだし色素沈殿します。
赤黒い・紫に似たニキビ跡に発展してしまうんです。
赤ニキビ跡は、炎症が起きてからまだ日が浅い印です。
炎症をすこしでも早く抑えることで、赤ニキビ跡の改善が目指せます。
また、赤ニキビ跡の段階で正しくケアしてあげれば、赤黒い色素沈着によるニキビ跡への発展を防ぐこともできます。
「今ある赤ニキビ跡を治したい!どうすればいいの?」
とお悩みの方は、以下の内容を読み進めてみてくださいね。
赤ニキビの跡の治し方1:ターンオーバーの改善
ニキビの炎症が続き、赤いニキビ跡がなかなか治らないのは、「お肌が元気じゃないから」です。
具体的には、お肌の生まれ変わり=ターンオーバーが正常にできていない状態です。
ターンオーバーにより、保湿成分であるセラミドや天然保湿因子が生産されていますが、これが不足すると、お肌が乾燥することで肌バリアが落ちて、炎症が悪化したり、紫外線などの刺激にも弱くなってしまいます。
不要な角質やメラニンの排出も遅れるので、お肌がゴワツキ、毛穴詰まり→新たなニキビの登場にも繋がりかねません。
ターンオーバーを改善するために出来ることは、意外と簡単なことばかりなので、実践してみて下さいね。
・睡眠をちゃんととる(できれば8時間睡眠を目指しましょう!)
・栄養バランスを考えて、しっかり食べる(無理なダイエット厳禁ですよ)
・ストレスを適度に発散して、溜め込まない(ストレスは美肌の大敵です)
・スキンケアを正しくおこなう(ゴシゴシ洗顔はしない、しっかりと保湿をする。ピーリングのし過ぎにも要注意!)
・赤ニキビ跡の改善に効果が出来る基礎化粧品を使用する(詳しくは赤ニキビ跡の治し方2を参考にしてくだいね)
赤ニキビ跡の治し方2:赤ニキビ跡に効果的な基礎化粧品を使う
ニキビケアに効果的な基礎化粧品は沢山ありますが、本当に「赤ニキビ跡」に効果的な品を選べているでしょうか?
赤ニキビ跡を治すには、「ターンオーバーの改善に役立つ成分を配合しているか」がポイントになります。
オススメなのは、
・ビタミンC誘導体
・レチノール(ビタミンA)
・プラセンタ
を配合した基礎化粧品です。
例)
・Cマックスローション(ビタミンC誘導体、レチノール(ビタミンA)配合)
・リプロスキン(プラセンタエキス、グリチルリチン酸2k、コラーゲン、ヒアルロン酸配合)
・ビーグレンQuSomeローション(ビタミンC誘導体、EDP3)
赤ニキビ跡の治し方3:紫外線からお肌を守る
赤ニキビ跡の改善には、紫外線対策も重要です。
紫外線という刺激が引き金になって、メラニン色素が生成されるからです。
ニキビの炎症による刺激とのダブルパンチ状態で、メラニンがどんどん蓄積すると、ニキビ跡が茶色く、染みのようになってしまいます。
ここまでくると、一生ものの跡になってしまうこと…。
日傘で紫外線対策をすることはもちろん、美白効果も見込めるビタミンC誘導体や、プラセンタを配合した基礎化粧品やサプリなどを役だててお肌を紫外線からガードしていきましょう。
赤ニキビ跡の治し方4:美容皮膚科での治療
上記の赤ニキビ改善策を実践しても状況が改善されないならば、最後の手段!
美容皮膚科でのケアを検討してみても良いかも知れません。
クリニックでは
・ケミカルピーリング
・ビタミンCイオン導入
・レーザー、フォトフェイシャル(IPL)
などの治療方法があります。
それぞれ、どんな治療法なのか簡単にご紹介します。
ケミカルピーリング
お肌の状態にあわせたケミカルピーリング剤を肌に塗り、古くなった角質・皮脂などを落としターンオーバーの促進を図る方法です。
ビタミンCイオン導入
抗炎症・抗酸化作用、美白効果の高いビタミンC誘導体を使用する治療方法です。
レーザー、フォトフェイシャル(IPL)
赤ニキビに効果的なレーザーをニキビに照射することで、「アクネ菌を殺菌する力」と、「赤みを改善する力」が見込めます。
こうした医療機関での治療は、より確実で即効性が高いものですが、保険が適用されないため、治療費は全額負担になります。
まとめ
赤ニキビは、「早く治療してちょうだい!」というお肌からのSOS信号です。
放っておくと、赤黒いニキビ跡や、メラニン色素の過剰で茶色いニキビ跡に発展してしまいます。
ニキビ跡が悪化してしまう前に、本記事の内容を参考にして、根気強くケアを続けてみて下さい。
2、3カ月後には赤ニキビ跡が気にならないだけでなく、ニキビも出にくくなった素肌を実感できるかと思います。
本記事が少しでも、自信も持てる素肌を目指したいアナタのお役に立てたならば嬉しいです。