11 Dec 2017

ニキビが治った後にも悩まされる、ニキビ跡。
ニキビ跡は、改善するのに時間がかかる厄介なもの。
できるだけ早くきれいに治す手助けとなる、スキンケアについてご紹介します。
ニキビ跡を改善して、お肌の悩みを解消しましょう。
目次だよ
ニキビ跡ってどんなもの?
デコボコしたクレーター型
ニキビ部分がへこんでクレーター状になったり、ニキビ部分の皮膚が盛り上がったりしてしまうクレーター型。
しこりとなってしまうことも。
ニキビの炎症が肌の奥深くまでダメージを与えると、肌の奥にある組織が破壊されてしまいます。
破壊された組織は変形し、でこぼこしたクレーター型となってしまいますよ。
赤みの目立つ赤み型
ニキビが治っても、ニキビの赤みが残ってしまう赤み型。
ニキビ部分だけでなく、ニキビの周囲の皮膚まで赤くなってしまうことも。
肌はダメージを受けると、肌を再生するために毛細血管を増やす働きがあります。
その毛細血管が傷つくと、血液などが漏れ出して赤み型のニキビ跡になってしまいますよ。
シミみたいな色素沈着型
ニキビができた部分が、赤茶色になったり、薄茶色になったりしてしまう色素沈着型。
肌には、刺激から肌を守るためにメラニンを増やす防護機能が備わっています。
そのためニキビができて炎症を起こすと、炎症から肌を守るためにメラニンが増えることに。
そのメラニンが肌に残ったまま色素沈着することで、色素沈着型のニキビ跡となってしまいますよ。
ニキビ跡を改善するためのスキンケア
適した洗顔をする
ニキビ跡を改善するには、ダメージのある肌から新しい肌へ変えていくことが大切です。
そのためには、肌のターンオーバーを促すことが効果的。
健やかな肌になれるよう、汚れや古い角質をしっかりと落としましょう。
ニキビ跡がクレーター状になっている場合には、へこみにメイクなどの汚れが残っていないかチェックしましょう。
洗顔のしすぎは肌の負担となってしまうので、洗い過ぎないように注意してくださいね。
化粧品は落としやすいものを選ぶと、肌への負担を減らすことができますよ。
保湿ケアを徹底する
肌のターンオーバーを促すのに必要なのが、保湿。
肌が水分不足となり乾燥すると肌のターンオーバーが乱れてしまい、新しい皮膚へ生まれ変わるのが妨げられてしまいますよ。
化粧水や乳液などを使用して、肌の潤いを守りましょう。
肌のターンオーバーを促す効果のある、化粧水や美容液を使用するのもオススメ。
色素沈着型のニキビ跡には、メラニン色素を排出する効果のある化粧水を使用するのもオススメですよ。
ピーリングをする
肌のターンオーバーを促すには、ピーリングをするのも効果的。
肌に溜まっている古い角質などを取除くことで、ターンオーバーを高めることができますよ。
古い角質がなくなることで、化粧水や美容液などが肌に浸透しやすくなるというメリットも。
普段のお手入れにピーリング効果のある石鹸や化粧水を取入れたり、定期的にピーリング効果のあるパックをしたりするなどの方法がありますよ。
ピーリングはやりすぎると逆効果となってしまうので、使用方法を守って肌に負担をかけないように注意しましょう。
マッサージをする
肌をマッサージするのも効果的。
肌をマッサージすることで、血液の流れが良くなり肌が温まります。
血液には栄養素を運ぶ働きがあるため、血液の流れがよくなることで、肌へしっかりと栄養素が行き渡るようになりますよ。
肌が温まると新陳代謝も高まります。
紫外線対策をする
紫外線は、ニキビ跡にも悪影響を与えてしまいます。
紫外線を浴びることで肌のターンオーバーが乱れてしまい、ニキビ跡の治りが悪くなってしまうことも。
色素沈着してしまうこともありますよ。
ニキビ跡を改善するには、紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。
紫外線は気候や天気に関係なく存在するものなので、毎日日焼け止めを使用する習慣をつけましょう。
日焼け止めは、できるだけ肌に負担をかけないものを選ぶようにしてください。
肌への刺激を防ぐ
ニキビ跡は、肌がダメージを受けている状態です。
そのため、いつもよりも刺激に弱い状態となっていますよ。
ニキビ跡を早く改善するためには、刺激を与えないことが大切。
肌に刺激を与えると、肌のターンオーバーが乱れてニキビ跡の改善を妨げてしまいますよ。
スキンケアをする時には、肌に刺激を与えないよう、優しく丁寧に行うようにしてくださいね。
ケアのやり過ぎも肌に負担をかけてしまうので、必要以上にニキビ跡のケアをするのも控えましょう。
まとめ
ニキビ跡を改善するには、肌のターンオーバーを促してあげることが大切です。
ニキビ跡のある肌はダメージが残っている状態なので、刺激を与えないように優しく丁寧にケアしましょう。
ニキビ跡に適したスキンケアをして、ニキビ跡を少しずつ改善していってくださいね。