おしりニキビの対処法 | おしりニキビの原因と治し方

女性の肌トラブルの代表といえば、ニキビ。

赤く炎症を起こしたり白く膿がたまっていたり、かゆかったり痛かったり、ニキビ一つで一気に気持ちが沈んでしまいますよね…。

そんなニキビは顔だけにできるわけではありません!

皮脂腺と毛穴があればどこにでも現れる、それがニキビなのです!

ゆえに、恥ずかしいあんなところにできてしまうことも…?!

というわけで、今回はおしりニキビについての原因や対処法をまとめました!

 

ボディにできるニキビあれこれ

ボディにできるニキビの中でも、おしりにできてしまうニキビに悩んでいる人は意外に多いもの。

場合によっては、顔は綺麗なのにボディ(おしり)にだけできてしまう!なんていう人もいるのでは?

ここではまず、ニキビができる仕組みについて説明し、それからボディにできるニキビについてお話しします。

 

ニキビができる仕組みと原因

ニキビとは、毛穴に皮脂が詰まって炎症を起こす「座瘡(ざそう)」という皮膚疾患です。

皮脂を栄養に増殖したアクネ菌が炎症を招き、時に化膿させたり、またある時は別の毛穴にまで飛び火して広がります。

そんなニキビの主な原因は以下の4つ。

① 皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まり
② 肌の抵抗力を低下させると同時にホルモンバランスを崩す睡眠不足
③ 肌荒れを予防したり健康な肌を構成するために必要な栄養の不足
④ 皮脂分泌を促すストレスの蓄積

皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まり

皮脂の分泌が過剰になる理由はいくつかありますが、よく見られるのは乾燥によるもの。

乾燥するとお肌はうるおいを取り戻すために皮脂をたくさん分泌します。

加えて、乾燥肌は角質を厚く固くさせるためターンオーバーが乱れ、毛穴が詰まりやすくなるのです。

また、生まれつき皮脂の分泌が過剰なオイリー肌の人も少なくありません。

生まれつきの皮脂腺の大きさは変えられないため、オイリー肌タイプの人はオイルコントロールをしっかり行い、自分に合ったスキンケアを模索しましょう。

 

睡眠不足

睡眠は思っている以上にお肌に影響を与えます。

夜更かしや徹夜ばかりしていると肌の抵抗力が低下し、炎症の原因となるアクネ菌が増殖してしまうのです。

さらに、起きているときは交感神経が優位な状態。

皮脂の分泌は男性ホルモンによってコントロールされており、男性ホルモンは交感神経優位の時に活発に分泌されます。

つまり、夜更かしや徹夜はホルモンバランスを崩して皮脂の分泌を増やすもとなのです!

 

栄養不足

食生活の乱れのこと。これについては言うまでもありませんね。

食事は健康な体づくりの基本です。

食生活の乱れによる栄養不足は肌荒れに効く栄養素の枯渇を招くだけではなく、

自律神経やホルモンバランス、代謝、消化器官に分泌系など、あらゆるものに悪影響を及ぼします。

外食ばかり、インスタントばかり、ファーストフードばかり、肉や甘いもののドカ食いなどは避けなくてはなりません。

 

ストレスの蓄積

仕事や恋愛、友人関係、経済関係…。

私たちは日々、多くのストレスに晒されながら生活しています。

ストレスは神経を張り詰めさせ、交感神経を優位にして血流を阻害したりホルモンバランスを乱してしまいます。

いわゆる、自律神経の乱れですね。

皮脂の分泌だけではなくあらゆる不調をきたしやすくなるため、ストレスは早い段階でしっかり解消するのが一番です。

 

 

ニキビは体にもできやすい!

冒頭でもお話しした通り、毛穴と皮脂腺がある場所で条件(前項の4つの原因)さえ揃えば、ニキビはいつでもできてしまいます。

特に、顔と違ってボディのケアは油断しがち。

顔は毎日数回鏡でチェックすると思いますが、同じ頻度でボディを全身鏡でチェックしますか?

そんなの、現実的にも無理ですよね。

また、露出の多い時期ならまだしも、一年を通して顔のスキンケアと同等のボディケアをしている人はあまりいないでしょう。

その油断が、ボディのニキビを招くのです!

 

特にできやすい部分は…?

皮脂腺や毛穴自体は、全身どこにでもあります。

その中でも特に皮脂腺が多いのは、顔を除くと

・頭
・胸
・背中(肩甲骨周辺)
・脇
・陰部

など。

背中や胸元は特にニキビができやすく、薄着の季節や水着になるのが憂鬱という人も少なくないでしょう。

こういった皮脂分泌の多い部位は、衣服による摩擦が大きいのも特徴です。

摩擦はお肌にとっては刺激でしかなく、角質を肥厚させたり炎症を起こす要因。

特に背中に関しては、自分ではちゃんと見えないし手も届かない…。

ケアが疎かになってしまうのも仕方ありませんね。

以上から、ボディにできるニキビは皮脂の過剰分泌や生活習慣などの乱れのほか、

衣服などによる過度の摩擦やケア不足が原因であると考えられます。

 

 

なぜおしりにニキビが?!

さて、それでは本題です。

おしりは皮脂の分泌が活発な部位じゃないのに、どうしてこんなにもニキビができやすいのか?

その理由に迫ります!

おしりにニキビができる理由

では試しに、おしりの気持ちになって考えてみましょう!

おしりは下着と更にその上の衣服に守られ、なかなか外気に晒される機会がありません。

よって、一年を通して蒸れが気になる場所です。

下着による締め付けが招く血行不良に加えて、摩擦もほとんど休みなく襲ってきます。

さらに、人間はしょっちゅう座りますよね。

その体重を支えているのはどこでしょう?

そう、腰とおしりです。

座っているとき、体重を支えるお尻はぎゅぎゅっと押しつぶされたような状態。

おしりの身になってみれば、それがどんなに負担の大きいことかわかると思います。

このように、おしりは予想以上に過酷な環境下にいます。

おしりというとぷるんと柔らかいイメージがあると思いますが、それはあくまでも脂肪の触感。

実際におしりの皮膚だけに触れてみると、意外にも触り心地は固いものです。

これは、毎日たくさんの刺激や負荷を受けたおしりの角質が固く厚くなっている証拠。

そして角質の肥厚は皮脂を分泌口である毛穴が収縮してしまうことを意味します。

つまり、おしりは常に皮脂が詰まりやすく、ニキビができやすい状態だということ。

また、背中と同様、おしりもなかなか自分ではチェックできず、意識が向きづらいパーツ…。

こういった要因が絡み合い、おしりニキビが発祥するのです。

 

 

もしかしたらニキビじゃないかも?

ただ、ニキビだと思っていたものがニキビに似た別のものである場合もあります。

その時の可能性として考えられるのは以下の3つです。

・毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

別名、毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)といいます。

毛孔、つまり毛穴の中に角質が充満し、ブツブツした状態になる角質異常のこと。

時にかゆみを伴い、おしりや太もも、二の腕などにできやすいという特徴があります。

特に思春期に多く見られますが健康上に問題はなく、基本的には年齢が増すとともに消えていきます。

・粉瘤(ふんりゅう)

アテロームともいいます。

皮膚の下にできた袋の中に皮脂や垢などの老廃物がたまってできる腫瘍です。

良性の腫瘍なので、怖がることはないですよ。

見た目はニキビに似ていますが、残念ながら自然に治ることはまずありません。

放置すると徐々に大きくなり、炎症を起こして痛みを伴うこともあります。

ニキビと勘違いして絞ると袋の内容物が驚くほどたくさん飛び出ます。

しかし、中身を出しても腫れが一時的に小さくなるだけで、袋そのものを切除しないと再発してしまいます。

粉瘤の疑いがあるものは皮膚科の診断を受け、完治のためには切除手術を受けましょう。

・その他おでき(毛嚢炎)

他にも、おしりにはいわゆる「おでき」ができることがあります。

特別おしりにできやすいというわけではありませんが、おしりは前述の通り蒸れやすく、摩擦が多くて血流も悪くなりやすい部分。

毛穴やその周辺が細菌感染を起こし、炎症を起こすことも少なくありません。

おしりに限ったことではありませんが、蒸れやすい部分は常に清潔にするように心がけましょう。

 

 

おしりのニキビを治すには?

おしりにニキビができると、椅子に座ったりするたびに痛んだりしますよね。

一刻も早く治すにはどうしたらいいのでしょうか。

その答えはシンプル。

顔のニキビを治すのと、ほとんど変わりません。

 

自分でできることは?

食生活に偏りがあったり睡眠習慣が乱れている人は、まずはそれを改善しましょう。

便秘がある場合は、そちらのケアがニキビの改善につながる場合もあります。

締め付けの強い下着はさけ、摩擦の多いジーンズやレースの下着なども避けたほうがいいでしょう。

常に清潔を心がけるため、おしりの蒸れ解消には汗をよく吸う綿の下着がおすすめです。

デスクワークが多い人に「座るのを避けましょう」というのは難しいですね。

その代わり椅子にクッションを置いたり、まめに立ち上がったりすることでおしりへの負担を減らすことができます。

ニキビ治療薬を使用するのもいいですが、おしりの皮膚は固く厚いもの。

顔のニキビよりも効果を発揮しづらいので、もしなかなか治らなければ皮膚科を受診しましょう。

 

皮膚科での治療法は?

皮膚科でのおしりニキビの治療方法も、何も特別なことはありません。

基本は塗り薬による治療がメインです。

ただし、症状によっては内服薬が追加されたり、ケミカルピーリングを行う場合もあるでしょう。

漢方の取り扱いがある皮膚科であれば、ボディのニキビに効果のある十味敗毒湯が処方されることもあります。

おしりニキビを予防しよう

一番大切なのは、これ以上おしりにニキビができないように予防することです。

おしりを清潔に保ち、過度の負担を避けること。

体を洗うときにナイロンタオルでゴシゴシ洗うなんていうのはいけませんよ。

あとは普通のニキビを予防するのと同じです。

生活を整えストレスを解消し、皮脂の分泌を抑えること。

加えて、今後はおしりに向ける意識をちょこっとだけ増やしてあげましょう。

 

 

おわりに

ボディは意外にもニキビができやすいもの。

なかでも、日々過酷な環境下にあるおしりは常にその脅威に晒されていると言っても過言ではありません。

ニキビができたときは衣服と生活を改め、おしりへの負担を減らすようにしましょう。

また、早くきれいに治したいなら皮膚科に行くのが一番。

ニキビやおできを悪化させると黒いシミのようなものが残ってしまうこともあるので、

美尻を目指す人は早めに皮膚科へ行きましょう!

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