16 Aug 2017

冬にはあまり目立たなかったのに、温かくなる春~夏にかけて背のニキビ・ブツブツ繰り返す方も多いようです。
夏だからこそ水着や、ちょっとセクシーなオフショルダーなどの洋服を存分に楽しめるのに、背中ブズではせっかくの美人も台無しですよね!
本記事では、夏特有の背中ニキビの原因と治し方をご紹介します。
今から対策を立てて、背中美人を目指しちゃいましょう。
目次だよ
恐怖!背中ニキビで背中が黒ずむかも?!
背中の繰り返すニキビ、放っておくと「背中が真っ黒、背中に色むらが…」なんてことになります。
なぜかと言うと、ニキビという炎症=刺激がメラニン色素を生成してしまうからです。
背中にとって、最も厳しい環境の夏は、肌代謝も乱れがちでメラニン色素がなかなか排出されません。
背中ニキビを繰り返すほどに、背中がどんどん黒くなってしまうんです。
背中ニキビの原因と予防・治し方を詳しく見ていくことにしましょう。
背中ニキビの原因1:快適な「冷房」が落とし穴
夏場になると家、オフィス、公共機関のどこでも冷房が入っています。
快適なのは確かですが、外と中の気温差が大きすぎて自律神経が乱れる原因になります。
自律神経が乱れることで、交感神経が優位の状態になり、男性ホルモンが過剰分泌されやすくなります。
男性ホルモンには皮脂分泌の促進、毛穴を縮小させる働きがあるので、ニキビが出来やすい状態になるのは明らかですよね。
また、冷房によりお肌が乾燥するので、「乾燥から皮脂を守らなきゃ」と皮脂分泌が活発になるんです。
どちらにしても、皮脂分泌過剰で毛穴が詰まり、背中ニキビに発展します。
背中ニキビの対策には、体を冷えと乾燥から守ることが大切です。
冷房の温度を設定できるのであれば、外との気温差が5度前後になるようにしましょう。
学校やオフィスなど、温度設定がむずかしい環境では、上着やひざ掛けなどを持参しても良いでしょう。
乾燥しがちな室内では、デスクに置ける小型スチーマーを検討してもよいかも知れませんね。
背中ニキビの原因2:夏だから仕方ない?汗の放置
夏になると汗を沢山かきます。
汗は体温調整や、毛穴を健康な状態に保つために必要なものではありますが、そのまま放置しておくとホコリや汚れを吸着し、不衛生な状態になり、毛穴を塞いだり炎症の原因になってしまいます。
ニキビのきっかけになってしまうんですね。
汗をかいた後そのままにせず、ウェットティッシュや濡らしたタオルで汗をキレイにふき取るなど、工夫をしていきましょう。
背中ニキビの原因3:精神的・身体的なストレス
暑さから、食欲がなくなり、思う様に寝付けないことも多い夏場。
体も心もストレスの影響を受けやすいです。
困ったことに、こうした生活習慣の乱れやストレスは、肌代謝の乱れの原因になります。
肌代謝が乱れることで、不要な角質やメラニンの排出が滞り、毛穴に古い角質が詰まりやすくなります。
さらに黒ずみもなかなか改善されない事態になってしまうんです。
夏のストレスを少しでも緩和するために、寝付けない時にはエアコンのタイマー機能を活用する、体がスムーズに睡眠体勢に入れるように、ゆっくりと湯船につかるなどしてみましょう。
食欲を高めるために、スパイスの効いた食事を心掛ける、あまり食欲のない時こそ、旬で栄養価の高い夏野菜を摂るなども方法もよいですよね。
背中ニキビの原因4:長時間の紫外線
背中にあたる紫外線も、背中ニキビの原因になっています。
特に、長時間紫外線を浴びるシーンで気を付けましょう。
紫外線にさらされるほどに、紫外線=刺激なので、お肌をまもろうとして角質層が厚くなります。
角質が厚くなることで、毛穴は詰まりやすくなってしまうんです。
さらに、紫外線により活性酸素が発生して、皮脂を酸化させていきます。
酸化した皮脂はベットリとしていて、これもまた毛穴詰まり・炎症の原因になります。
紫外線に長時間さらされるシーンでは、羽織りもの、日傘などで日焼け対策をしっかりと行いましょう。
日焼け止めに関しては、強すぎるものはNGです。
SPFが強い=日焼け止め効果が高いと思ってはいませんか?
実は、そうでもないんです。
SPFの強さ=日焼け止めの持続時間です。
強力紫外線カットを謳う品ほど洗い残しも出やすく、紫外線吸収剤などの肌ダメージ成分の含有率も増します。
SPF10~20程度のものや、お湯で落とせるタイプの日焼け止めを小まめに使用して、ニキビに優しい紫外線対策を進めましょう。
まとめ
夏に繰りかえす、背中ニキビの原因で思い当たるポイントはあったでしょうか?
背中ニキビの改善に役立つクリームなどもありますが、根本的な改善にはなりませんよね。
まずは上記のポイントを確認し、背中ニキビができにくい環境作りを心掛けてみてくださいね。
この夏は、背中ブスなんて言わせない、360度どこから見ても美人を目指しちゃいましょう!