6 Mar 2017

気が付いたら背中にぶつぶつができていた、なんてことはありませんか?
顔に注意が行きがちなニキビですが、実は背中もニキビができやすい箇所なんです。
それは、ニキビの原因は皮脂ですが、その皮脂が多く放出される部位に背中も含まれるからです。
そんな背中のニキビは、どうすれば治るのでしょうか?
実は、日常生活の中で少しずつ気を付けることで、背中のニキビは改善できるのです。
日常生活の中でどのようなことに気を付けるべきなのかをお話ししましょう。
目次だよ
背中ニキビを体の内側から治す
背中ニキビを治すためには、体の内側から治す方法と、体の外側から治す方法があります。
体の外側からニキビを治そうとしても、体の内側に問題を抱えたままでは、
ニキビが治ってもまた次々とニキビが噴き出してきてしまいます。
そのため、体の内側から対処することはとても大事なのです。
食生活の改善
ニキビを治すためには、食生活の改善がとても有効です。
なぜなら、ニキビの大きな原因の一つに皮脂の過剰分泌がありますが、これは食生活に大きく影響されるものだからです。
油っぽい食事ばかり摂ると皮脂は多くなりますし、野菜中心の生活を送れば肌の状態が良くなります。
普段の食生活が外食ばかりだったり揚げ物や肉類が多かったりする場合は、まず、食生活を野菜中心のヘルシーなものに変えてみましょう。
それだけで、ニキビは減るはずです。
ストレスを解消する
ニキビの原因として意外と大きいのが、ストレスです。
精神的なストレスが溜まることによりホルモンバランスが乱れ、肌荒れが起こり、皮脂が過剰に分泌されます。
すると、ニキビがどんどん増えていくのです。
日々の生活にストレスを感じていると思ったら、ストレスを解消するようにしてください。
仕事にストレスを感じているなら、できれば仕事をセーブしたいですが、そう簡単にセーブできないかもしれません。
その場合は、映画を観たりおいしいものを食べたり、旅行に行ったりと、上手にストレスを逃がすようにしてくださいね。
サプリメントや漢方を取り入れる
背中ニキビの改善のために、サプリメントや漢方を取り入れるのも一つの方法です。
ニキビに効くのはビタミンB2やB6ですが、毎日食事の中に取り入れるのは難しいですよね。
そういう、ピンポイントで毎日特定の栄養を摂取したいという場合は、サプリが効果的です。
またお肌に効く漢方は皮膚科で処方してもらえますので、病院へ行ってみるのも手です。
背中ニキビを体の外側から治す
次に、外側から背中ニキビを治す方法についてお教えします。
常に清潔に保つ
背中は皮脂が最も分泌しやすい部位の一つです。
ですから、常に清潔に保たなければなりません。
背中の汚れで多いのは、実は髪を洗った後の洗髪剤の流し残しです。
髪がキレイになっても、体が汚れたままではお風呂の意味がありませんよね。
ですからお風呂では髪を先に洗うようにして、背中には流し残しがないようにしましょう。
特に、背中は手が届きにくいため、洗い残しが多くなりがちです。
フルーツ酸や酵素が含まれる石鹸など、洗浄力が強いものを背中にだけ使うのもおすすめです。
また、毎日着ている下着やインナーは清潔ですか?
パジャマやシーツ、枕カバーは定期的に洗っているでしょうか?
布団は干していますか?
背中ニキビの原因は、寝ている時にあることが多いようです。
不潔なシーツやパジャマを着ていると、背中に雑菌が繁殖してしまい、ニキビの原因になります。
洋服や布団は常に清潔に保ちましょう。
保湿を行う
ニキビをしっかりと防ぐためには、保湿も大事です。
「背中の保湿なんか、しないわ」という人も多いかもしれません。
確かに、腕や足にクリームを塗ることはあっても、背中にクリームを塗ることはあまりないでしょう。
ですが背中も顔の皮膚と同じなので、顔にするようにきちんと保湿すれば、ターンオーバーという自浄作用で背中ニキビは改善するのです。
お風呂に入って背中をきれいに洗ったら、しっかり保湿するようにしてください。
それだけで、だいぶ背中ニキビは収まるはずです。
ピーリングをする
しつこい背中ニキビを解消するためには、もう少し対処する必要があるのかもしれません。
背中にニキビができてしまう場合、肌の角質が溜まってしまっている可能性があります。
古い角質が溜まると毛穴に詰まってしまい、それがニキビになってしまうのです。
肌に古い角質が溜まってしまうのは、背中の皮膚のターンオーバーが乱れてしまっているためと考えられます。
ですから、背中の皮膚のターンオーバーの状態を、正常に戻してあげる必要があるのです。
肌に合ったピーリング剤を背中に使ってあげることで、背中の皮膚のターンオーバーが正常な状態に戻ります。
ピーリングをした後は肌が傷みやすいので、保湿して守ってあげることも忘れないでくださいね。