植物性乳酸菌ってなに?どんな効果がある?

ニキビは思春期ニキビと大人ニキビに分類されます。

思春期には皮脂の分泌が増加するためニキビができやすくなるのですが、大人になると皮脂の分泌が落ち着きます。

しかし、様々な原因で皮脂の分泌が増加したり毛穴が詰まったりすると、ニキビができやすくなります。

腸内環境の悪化が原因の場合は、植物性乳酸菌を摂ることが大切です。

ここでは、植物性乳酸菌によるニキビへの効果について解説していきます。

 

植物性乳酸菌とは

乳酸菌には、

・動物性乳酸菌
・植物性乳酸菌

があります。

動物性乳酸菌はヨーグルトやチーズなどの発酵食品に含まれています。

それに対して植物性乳酸菌は、漬物や醤油、味噌、キムチなどに含まれており、動物性乳酸菌とは異なる性質を持ちます。

通常、菌は酸性の環境で生存することが難しいとされていますが、植物性乳酸菌は酸性の環境でも生息することができます。

乳酸菌は胃酸によって死んでしまうため、生きて腸までたどり着くことが難しいのですが、

植物性乳酸菌であれば、生きて腸まで届く可能性が高いといえます。

 

植物性乳酸菌の効果

腸内には、悪玉菌と善玉菌、これらのどちらにも属さない日和見菌があります。

これらの菌がバランスを保ち、よい腸内環境になっているのですが、善玉菌よりも悪玉菌が増えると腸内環境が悪化して、便秘や下痢を引き起こします。

また、便秘の状態は身体の中に老廃物が蓄積されている状態であり、時間が経過すると有害物質が発生します。

有害物質は毛穴などから排出されるのですが、それによって肌の新陳代謝が乱れてしまい、ニキビなど様々な肌トラブルが起こりやすくなるのです。

乳酸菌は善玉菌に属するため、乳酸菌を摂ることで悪化した腸内環境を改善することができます。

植物性乳酸菌は動物性乳酸菌とは違い、生きて腸まで届く可能性が高く、それだけ高い効果を発揮できると考えられています。

植物性乳酸菌の効果は次のとおりです。

・便秘や下痢の改善

乳酸菌は乳糖を分泌します。

乳糖が腸壁を刺激すると、腸のぜん動運動が活発になり、便秘や下痢の改善が見込めます。

 

・ビタミンの生産

乳酸菌は多数のビタミンの生産に関与していると考えられています。

ビタミンは、身体の機能を正常に保ったり、酸化を抑えたりする働きがあるため、健康を維持するためには欠かせない栄養素です。

 

・悪玉菌の増殖を抑える

善玉菌が増えると悪玉菌の増殖を抑えることができます。

 

植物性乳酸菌の効果を引き出す方法

植物性乳酸菌は、食物繊維を餌にして増殖するので、野菜や果物と一緒に食べることがおすすめです。

キムチや漬物は野菜であるため、効率的に植物性乳酸菌の効果を引き出すことができます。

ただし、塩分を多く含むので食べ過ぎないよう注意しましょう。

植物性乳酸菌は、摂取から3~4日で排出されます。

そのため、よい腸内環境を保つためには、継続的に植物性乳酸菌を摂取する必要があります。

日々の献立に必ず漬物かキムチを加えるようにするだけで、腸内環境を整えられるようになるかもしれません。

 

悪玉菌を増やさないよう注意

どれだけ乳酸菌を継続的に摂取していても、悪玉菌が増えるような食生活や生活習慣をおくっていると、腸内環境が悪化してしまいます。

悪玉菌は、タンパク質や脂質を餌にして増殖するので、肉に限らず卵や魚、ピーナッツ、豆類の摂りすぎに注意しましょう。

また、食用油の使い過ぎにも注意が必要です。

テフロン加工のフライパンなど油をひかずに使用できる調理器具を選ぶと、苦労せずに脂質の摂取量を抑えることができます。

また、ストレスも悪玉菌の増殖を招く要因の一つです。

ストレスを受けると、消化液の分泌が減少して、食べ物が長時間腸内に留まることになります。

そのため、悪玉菌が増殖しやすくなります。

ストレスとうまく付き合って、悪玉菌を増やさないようにしましょう。

ストレスは、

・休息
・睡眠
・趣味

に没頭することなどによって解消できます。

音楽を聴いたり湯船に浸かったり、運動したりするのも効果的です。

自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。

 

ニキビケアを併せて行う

腸内環境の悪化はニキビの原因の一つですが、それ以前に

・間違ったスキンケア
・脂質の多い食事
・ストレスなどを改善および解消

させることが大切です。

・スキンケア

過度な洗顔は皮脂の過剰分泌を招き、毛穴詰まりを引き起こします。肌を刺激しないようにたっぷりの泡で優しく洗いましょう。

 

・脂質の多い食事

脂身が多いバラ肉や鶏皮などを食べ過ぎると、皮脂の分泌が増加してニキビが出来やすくなります。

 

・ストレス

ストレスはホルモンバランスを崩し、その結果自律神経のバランスまでも崩れてしまいます。

そして、皮脂の分泌に異常が起こり、ニキビができやすくなります。

ニキビは、触ると炎症を起こして赤ニキビに変化する可能性があります。

赤ニキビは自分で治すことが難しいので、クリニックを受診することをおすすめします。

芯を潰したりひっかいたりすると、化膿したりニキビ跡が残ったりする恐れがあるので注意しましょう。

 

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