4 Aug 2017

ニキビに悩む人は多いですよね。
ニキビに効くものはないかな、とニキビサプリ探しているとテアニンという成分をよく目にします。
なかなか聞きなれない成分ですが、ニキビに効果はあるのでしょうか?
ニキビとテアニンの関係について調べてみました。
目次だよ
テアニンとはなんなのか?
テアニンとは、お茶などに含まれる旨みや甘みの元となる成分の事です。
効果としてはリラックス効果や睡眠に関する改善効果が言われており、ストレスの多い現代において今とても注目されている存在です。
また、2015年4月からの「機能性表示食品制度」が開始されたことも関わって、今後ますます耳にする機会が増えるかと思われます。
テアニンの成分とは?
主に茶葉に含まれるアミノ酸の1つですがその割合はかなり高く、茶葉に入っている遊離アミノ酸の4割がテアニンだという報告もあります。
テアニンはお茶のうまみや甘みを引き出している成分で、お茶であれば
・緑茶
・ウーロン茶
・紅茶
など全てのお茶に含まれます。
テアニンは実際にどんな効果があるの?
いくつかの効果を紹介したいと思います。
カフェインによる興奮作用の抑制
お茶を飲んでリラックスする人は多いかと思います。
これは、テアニンが脳などに働いてお茶のカフェインの興奮作用を抑えてくれるからだとされています。
テアニンが含まれていないコーヒーと比べると、テアニンもカフェインも両方含んでいるお茶の方がリラックス効果はあるとされています。
学習能力・集中力の向上
テアニンは学習能力や集中力学習上がるという効果も期待されています。
これはテアニンが脳に作用し、神経伝達物質のドーパニンやセロトニンの濃さを変えていることが要因なのではないかと言われています。
また、カフェインとテアニンを組み合わせた摂取は注意機能とパフォーマンス精度を上げる効果もあり、 また記憶をする際に邪魔になってしまう感受性を下げることによって記憶がしやすい効果もあります。
過酷な職務や、受験勉強の追い込みなどテアニンとカフェインはサポート効果が大きいと言えます。
リラックス効果
テアニンの投与と、リラックスの脳波であるα波の出現が比例していることからテアニンには高いリラックス効果があるといえます。
睡眠改善効果
脳の興奮を抑えてくれるので、静かで落ち着いた睡眠を作ってくれます。
テアニンの投与なしで寝るよりもテアニンを投与してからの就寝の方が途中で覚醒してしまう事が少なくなると言う結果も出ています。
また、就寝前の摂取により寝つきが良くなったり、途中で覚醒したりしにくくなると言う成果も出ています。
月経前症候群(PMS)、更年期障害の症状改善効果
テアニンは婦人科系の症状の改善にも役立っています。
女性でも苦しめられている人が多いPMSに関わる
・感情の激しい変化
・注意力散漫
・むくみ
・体がダルい
などの症状や、更年期障害に関わる
・心臓のドキドキ
・ほてり
・理由のないイラつき
・不安感
などを落ち着かせてくれる作用が期待できます。
実際PMSは、テアニンを摂取することで以前より症状が良くなったという声も増えてきています。
テアニンはニキビとどう関係するのか?
テアニンの凄さはわかりましたが、では実際にニキビにどう効果なあるのかは不思議ですよね。
一見ニキビとは関係なく見えるテアニンですが、実は大人ニキビに効果があるのです。
大人ニキビの特徴
大人ニキビとは、
・口や顎周りに出来る
・生理前にニキビが出来やすい
・ポツポツニキビを繰り返す、また治りが遅い
・乾燥してカサつくニキビが多い
などが特徴です。
大人ニキビの原因その1:肌環境
その原因としては、10代のニキビはTゾーンの過剰な皮脂分泌によるニキビなどが多いことに対し、大人ニキビは古い角質の蓄積や肌の乾燥が原因とされています。
年齢を重ねるにつれて、肌の新陳代謝はどうしても落ちてしまいます。
肌の代謝が落ち流という事は肌のターンオーバーがおそくなり肌の生まれ変わりが遅くなってしまいます。
これにより肌は乾燥がちになり、乾燥した肌は毛穴を塞ぐ角質が厚く、硬くなっていってしまうのです。
大人ニキビの原因その2:生活習慣
また、大人ニキビは生活の中にも原因があります。
日々のストレスや睡眠不足によりおこる、ホルモンバランスの乱れも大人ニキビの原因となります。
テアニンの効果には月経前症候群や更年期障害などのホルモンバランスの影響を整えて改善してくれる効果がありますし、リラックス効果によるストレスの緩和をしてくれる効果もあります。
また睡眠不足に対しても鎮静効果により快適な睡眠を作ってくれるので解消が期待できます。
テアニンだけで治癒とはいきませんが、テアニンは他の美容成分にはない面でニキビサプリの効果をサポートしてくれるのです。