取りすぎ注意?ビタミンCを過剰摂取するとニキビは悪化する?

ニキビが出来てしまった時、まずはどのようなケアをしますか?

スキンケア
食事
サプリメント

色々なケア方法がありますね。

そして、その中で一番に思いつくのが「ニキビにはビタミン」ではないでしょうか。

しかし、どんなケアでも「やりすぎ」「摂りすぎ」はいけません。

今回は、ニキビに良いとされるビタミンの摂り方についてご案内します。

 

ビタミンCはニキビに良いの?悪いの?

ニキビができたらビタミンC入りの化粧品を使用したり、サプリメントを取り入れる方も多いはずです。

確かに、皮膚科やエステに行っても、肌荒れやニキビのケアにはビタミンCを処方・処置されることが多いので「ニキビケア=ビタミンC」は間違ってはいないはずです。

しかし、「ビタミンC配合化粧品で余計にニキビが悪化した」などという声も聞かないではありません。

それはなぜでしょうか。

ビタミンCのニキビに対する効果の良し悪しを、その裏づけともに一緒に見ていきましょう。

ビタミンの種類と役割り

まず、ビタミンには色々な種類があることを整理しておきましょう。

ビタミンは、他の栄養の吸収を助けたり、免疫力を維持するなど、私達の健康の土台となってくれています。

さらに細かく見ていけば、それぞれのビタミンには違った役割があります。

・ビタミンA:主に目や皮膚などの粘膜に関係しています。
・ビタミンB1:炭水化物をエネルギーに変換
・ビタミンB2:脂肪や糖質の代謝・燃焼
・ビタミンB6:脂質とたんぱく質を体内で分解・吸収、アミノ酸を細胞へ届ける
・ビタミンB12:血液循環、赤血球をつくる
・ビタミンC:体内で栄養を合成、血管や血液の健康維持、免疫力向上
・ビタミンD:骨の形成
・ビタミンE:血行促進、コレステロール抑制
・ビタミンK:止血効果、カルシウムの維持

 

ビタミンC誘導体の種類と役割り

さて、次にビタミンC誘導体について整理しましょう。

ビタミンCとビタミンC誘導体は別物です。

ビタミンCの肌への作用やニキビへの効き目を見ていくときには、このふたつの区別は必要でしょう。

簡単に言えば、ビタミンC誘導体は、「ビタミンCを肌に浸透できるように加工したもの」です。

ビタミンCはそのままだと肌には浸透しません。

しかし肌に浸透しなければ肌への効果は出ません。

そこで「誘導体」にする必要があるのです。

このビタミンC誘導体には2つの種類があり、それぞれ特徴や役割りが違います。

・水溶性ビタミンC誘導体:皮脂分泌抑制、角層(比較的浅い層)まで浸透
・油溶性ビタミンC誘導体:代謝促進、真皮層(深い層)まで浸透

 

ニキビに良いビタミンとは

いくつも種類があるビタミンの中で、ニキビに良いとされるビタミンは3つあります。

その種類と理由を一緒に見てみましょう。

・ビタミンB2:ニキビの原因となる脂質や糖質の代謝促進
・ビタミンC:免疫力向上させトラブルに強い肌をつくる
・ビタミンE:活性酸素から肌を守る、血行促進によって肌の巡りを良くする

 

ニキビ肌で過剰摂取してはいけないビタミンとは?

本来はニキビに良い成分でも「諸刃の刃」になってしまうこともあります。

つまり摂り過ぎです。

では、過剰摂取すると、余計にニキビを悪化させてしまうビタミンとは何でしょうか。

ビタミンE

ビタミンEは先に挙げた特徴・役割りの他に、男性ホルモンの分泌を活発にする働きがあります。

男性ホルモンは皮脂分泌を促す働きがあるため、これが効きすぎると、皮脂により毛穴が詰まりやすくなり、毛穴の炎症によりニキビができやすくなります。

また、ニキビの原因であるアクネ菌は皮脂を栄養分にして大きくなってしまうので、ニキビの原因になるばかりでなく、ニキビが悪化したり、長引く原因にもなってしまうので要注意です。

ビタミンC誘導体

これはかなり稀なケースですが、ビタミンC誘導体は肌へ浸透率が高いことが特徴ですが、極端に濃度が高いものを使うと肌に刺激を与えてしまいます。

肌荒れが起きている時や、ニキビができている時には、余計に悪化してしまうケースもあるようです。

 

 

ビタミンの上手な摂取方法とは?

過剰摂取がニキビを悪化させてしまう可能性があるとは言え、一切摂らないと、これも逆にニキビや肌荒れの原因になってしまうのです。

では、ニキビケアとして正しいビタミンの摂り方、適正量をご紹介しましょう。

ニキビケアに良いとされる

ビタミンE
ビタミンB2
ビタミンC

について、それぞれ見ていきましょう。

ビタミンE

・成人男性:[適正量]10mg [上限700mg]
・成人女性:[適正量]8mg [上限]600mg]

サプリメントを大量に摂取したり、ビタミンEを多く含む食材を異常な量をとらない限りは過剰摂取の心配はないでしょう。

また、適正量が決して多いわけでも無いので、決して無理して摂らなければいけない量でもありません。

普通にバランスの良い食事をしていればちょうど良く摂取できます。

ビタミンB2

そもそもビタミンB群は過剰摂取による副作用はありません。

ビタミンC

ビタミンCは体内への長時間の蓄積ができません。

5時間~6時間程度で体の外に排出されてしまいますので、仮に過剰に摂取したとしても問題はありません。

ただしビタミンC誘導体については、肌への効果が高い分、濃度があまりに高いものは避けましょう。

数日使用してみて、肌がピリピリしたり、火照ってしまうようなら使用を中止し、穏やかなものに変えましょう。

過剰摂取ではニキビは悪化しない?

ビタミンCの過剰摂取でニキビは悪化することはありません。

過剰摂取によってニキビの悪化が心配なのはビタミンEです。

しかし、ビタミンCを肌へ浸透しやすく加工したビタミンC誘導体は、浸透しやすいという最大の特徴がゆえに、肌に思わぬ刺激を与えてしまうことがあります。

ニキビ悪化の理由は?

肌に刺激や違和感を感じるようなら、濃度が穏やかなものに変えることをお勧めします。

冒頭でご紹介した「ビタミンC配合化粧品で余計にニキビが悪化した」という一部の声は、「ビタミンC誘導体が効き過ぎてしまった」ことが原因でしょう。

どのような成分でも摂りすぎはいけません。

自分の肌と丁寧に向き合って、自分にちょうど良い量を摂るように心がけましょう。

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